木工小物・まな板のお手入れ方法

 木工品【杏吉】による、木工小物とまな板のお手入れおよびご使用上の注意です。

 【杏吉】の商品を長くご使用いただくために、ぜひご一読ください。

 

 木工小物のお手入れ方法

 まな板のお手入れ方法

木工小物のお手入れ方法

 無垢の木の特性として、反りや曲がりがおきたり、また水分がシミになったりすることがあります。

 我々木材業者の感覚からすれば、『それも無垢の木の味』という感じではあります。しかしそれは、もしかしたら『木はそういうモノだから』という、慣れや諦めの境地かも知れません。そういった感覚を、せっかくご購入いただいたお客様に押しつけるわけにはいきませんので、ここで少し、完全な解決には至らないかも知れませんが、対処法を紹介させていただきます。

 

◆まず、直射日光に当てることや、冷暖房の風に直接当てることはお避けください。急激な乾燥により、反り・曲がりが発生しやすくなります。 

 

◆コースター、きゅうす・ポット置き、なべしきの場合、水や汚れがついた時は、食器洗剤で普通に洗って下さい。コップ等の水分により輪の形にシミがつくことは避けられませんが、早めに洗っていただくことで軽減されます。

 また、あまりに濃いシミがついてしまった場合は、食器用の漂白剤を、まな板の漂白と同じ用法で使用してください。(ただしこの方法では、全体の色が少し変わってしまいます。)

 

◆物が当たって『へこみ』がついた場合、木の繊維を破断するような傷でなければ、軽く濡らしてすぐにふき取っていただくと、たいていの場合元に戻ります。

 

◆木の脂分が染み出して、ぎらぎらしたシミのようになることがあります。これは油脂分に富んだ、良い木の証拠ではありますが、アルコールでふき取っていただくとある程度除去できます。
脂分が浮き出た状態の画像は⇒こちら(このページの下部へ移動します)

 

反り返りのお手入れ.jpg ◆コースターやなべしき等の一枚板の小物で、反りが発生した場合は、右の図のように、板のくぼんだ側の面にだけ少し水をつけて拭き取り、しばらく置くと、多少改善される場合があります。ただし、一度出てしまった反りを完全に直すことはできません。

 

 

 今後、お客様のご意見やご要望により、または当方で気付いた点などを、お手入れ方法・対処法としてこのページに追加していく予定です。

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 ※参考画像

  木の脂分が浮き出ると、このようになります。

  このページの脂分の項目へもどる

 

 

 

 

 

まな板のお手入れ方法

吉野檜まな板をご使用いただく際の、ご注意いただきたい点やメンテナンス等をご紹介いたします

DSC01877.JPG ◆まな板をご使用の際は、まな板全体をさっと水で濡らし、軽く拭き取ってからご使用ください。食材の匂いや脂が移りにくくなります。

 ◆まな板がすべったり、動いたりする場合は、下に布巾やタオルを敷くと動きにくくなります。 




 
まな板のカビ・雑菌を予防するために】

 ◆使用後はお早めに、なるべくタワシを使ってよく洗い、水気を拭き取ったうえでよく乾燥させてください。 塩をまな板にすりこんでタワシで水洗いすると、殺菌にもなり効果的です。汚れが気になる場合は、研磨剤をご使用ください。

 ◆洗ったあとに熱湯(片面やかん一杯程度)をかけて消毒すると、カビおよび雑菌の繁殖の予防に効果的です。ただしこの時タンパク質の汚れが残っていると、熱で固まってしまいますので、汚れはしっかり落としておいて下さい。

 ◆食器洗い乾燥機は使用しないでください。過乾燥による割れ・反りが発生する可能性があります。 

 ◆まな板を乾かす時は、なるべく風通しのよい場所で日陰干しをして下さい。

 ◆たまに短時間の日光消毒をするのも効果的です。(直射日光に長時間当てないで下さい。反りや、ひどい時は割れの原因になります。) 


 ひのきは抗菌成分を多く含んだ木ですが、それでもまな板の場合は汚れを落として殺菌し、水分をしっかり乾燥させないと、カビが生えてしまいます。特に木口(板を切断した切り口の部分)は、水分が浸透しやすく乾きにくいため、カビの生える危険が大きくなります。

 

 木材にカビが生える条件は、温度・湿気・養分です。このうちどれか一つでも欠ければカビは繁殖できません。

 このうち温度に関しては、カビの生えない条件にするのは困難かと思われます。 まな板のために人間が寒い思いをする事になってしまいますので。

 しかし湿気に関しては、よく乾燥させることで、また養分に関しては、汚れをしっかり落とすことで対処することができます。さらに塩や熱湯、ときには漂白剤なども使って、カビや雑菌を殺菌することも効果があります。

 これらの点に是非ご留意いただき、末長くご使用いただけると幸いです。

 

 吉野檜まな板のページはこちら 

 

 【まな板にカビが生えてしまったら】

 ◆漂白剤を使えば、ある程度落とすことができます。(ただしまな板本来の色も、若干変わります。) 

 漂白剤は、なるべく『つけおき』のタイプをご使用ください。泡状のものはお薦めいたしません。

 泡が垂れて、新しいシミを作ってしまう場合があるためです。

 『つけおき』が不可能な場合は、塗るタイプの漂白剤をご使用ください。

 特に木口(短い方の側面)に生えたカビの場合、木口は水分を吸うので、しっかりつけおきをするか、塗るタイプであれば多めに塗りこんでください。

 なお、漂白後は入念にすすいで下さい。すすぎが不充分ですと、変色が目立つ場合があります。

 

 ◆市販の紙やすりで削り取ることも可能です。

 紙やすりはホームセンター等で、一枚30円程度で販売されています。

 #80、#180、#240(数字は砥粒の細かさを表しています)あたりの紙やすりをご用意していただき、数字の小さいものから順番にかけて下さい。#80で、カビが取れるまでこすり、あとは#180、#240とかけることで、削った部分をなめらかにして下さい。

 DIY用の電動サンダー(ホームセンターで2000円程度)を使うと、作業がスピーディです。(ただし粉じんが舞うので、室内、特にお台所では決して使用しないで下さい。)



 【杏吉】吉野檜まな板の削り直しも承ります(無料)

自動鉋まな板加工 カビ取りに、または包丁による傷がひどくなった時に、【杏吉】吉野檜まな板の削り直し(無料)も承っております。

 各面をカンナがけし、カビや傷を除去いたします。削った分、寸法は少し小さくなります。ご了承ください。

 まれに、木口面のカビが深く浸透していた場合、削り直しのみでは取りきれない場合がございます。その場合は、カビの浸透した部分を弊社にて切り落とすか、その部分を漂白していただくことになります。

 なお、削り直しの際の送料はお客様のご負担でお願いしております。

 お近くの方で、直接お持ち込みいただける方は、事前にご予約ください。

 

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